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こんにちは！ハウすくらぶ代表の糟谷です。

最近はめっきり寒くなってきましたね。風邪をひきやすい時期なのでお気を付けください。

さて今回の記事ですが、エアコンクリーニングにお伺いすると必ずと言っていいほどこの質問がきます。

答えはNOです。

理由は大きく分けて３つ

①エアコン洗浄は洗剤塗布＋リンス（すすぎ）が必須！！

②アルミフィンはキレイになっても風向口（風がでるところ）は全くきれいにならない。

③故障や火事になる。

まず①についてはスプレー製造会社曰く、『スプレー後に冷房を使用して頂ければ結露水で流れます』と謳っていますが、だったら夏場にしか使えないはず。

さらに結露水だけで流れ切るのは不可能です。

通常エアコンクリーニングでは3～5リットルくらいの水を高圧で流し、汚れと洗剤をすすぎ落します。

洗剤が残るとアルミフィンが劣化してしまう原因にもなります。

次に②です。

エアコンの臭いの原因は風向口です。

ここをキレイにしないと嫌な臭いは取れません。

もし臭いが取れたように感じたのならそれは芳香剤の力で臭いが取れたように感じただけです。

しばらくするとまた嫌な臭いがしてきます。

業者のエアコンクリーニングはもちろんここも高圧洗浄します。

最後に③です。

エアコンクリーニングをする際には外せる部品は全て外し、残った電装部分は必ず養生します。

それは洗剤や水がかかったら故障してしまうからです。

当たり前です。電気製品なんですから。

エアコン洗浄スプレーでは完全分解をしませんし、養生もしないと思います。

壊れる可能性が格段に上がるのでお薦めしません。

また、若干ですが火災につながった事もあります。

エアコン火災事例：http://www.city.kobe.lg.jp/safety/fire/information/anzen/20150401.html

消防庁でも注意喚起してますが、エアコンの仕組みや知識を持っていないと思わぬ事故につながる可能性もあるため注意してください。