梅雨の時期に頻発?!エアコン水漏れトラブルと対処法
皆さんこんにちは!ハウすくらぶの糟谷です。
本格的に暑くなって汗ばむ季節となってきました。
さすがに我慢できない!と冷房を使い始めた方も多いのではないでしょうか。
さて6月に入って早くも3件、エアコンの水漏れトラブル対応をしております。
皆さまもエアコンから、いきなり水が出てきた!なんてことはありませんか?
今回は、エアコンの水漏れの原因と対処法を解説します。
原因①『冷房と室内の温度差による結露』
細かい霧状の水滴が飛んだり、風向口から垂れてきたり。
これは冷房をつけ始めた時に起こる現象で、結露によるものです。
空気は、暖かければ暖かいほど水分を多く含むことができます。逆に、空気が冷たくなると、含める水分量が減るということです。
空気中の水分が冷房によって冷やされることで、空気中に収まりきらなくなった水蒸気が水に変わってしまいます。
これが結露の原因です。
冷気が直接当たる風向口などに結露が発生することで、エアコンから水が漏れたように感じるのです。
<対処法>
特に梅雨の時期は湿気が多いため、結露も多く発生しますが故障ではありません。
室温や湿度が下がれば解消するのでしばらく様子をみて下さい。
原因②『排水ホースの詰まり』
原因①でご説明した通り、空気が冷やされると結露が発生しますが
エアコン内部でも同様のことが起こっています。
発生した水を内部に溜め続けるわけにはいきませんので、どのエアコンにも屋外につながる排水ホースがついていて、そこから排水を行なっているのです。
このホースが、汚れや虫などによって詰まってしまうと水が逆流し、エアコン本体から水が溢れてしまいます。
<事例① 虫の侵入> ※虫の苦手な方は閲覧注意です
排水ホースの出口から虫が侵入し、詰まってしまったケースです。
運悪く、ホースぴったりサイズの虫が入ってしまい、排水をせき止めてしまっていました。
<対処法>
排水ホース用の防虫キャップを装着することで、虫の侵入を防ぐことができます。
最近では、ホームセンターや100円ショップで手軽に手に入るため人気です。
ただし、注意点もあります。
事例②をご覧ください。
<事例② 防虫キャップの詰まり>
なんと、虫の侵入を防ぐために設置したキャップが原因で
排水が逆流することも少なくありません。
キャップの先端の網目にゴミが詰まったことにより、排水がうまくいかなくなっていました。
<対処法>
定期的に、ホースの排水口を確認し目詰まりを起こしていないか点検することが大切です。
特に夏場や冬場に、毎日エアコンを使う時期になる前に掃除しておくと詰まりを未然に防ぐことができます。
防虫キャップをつけたらもう安心、というわけではないのですね。
目詰まりを起こしてしまったら、エアコンを使っている限りドバドバ垂れてきますので、すぐに使用を中止しお問い合わせ下さい。
おかしいな?と思ったら…
詰まりは故障ではないのですぐに解消できますし、メーカー修理よりも安価で対応が可能です。
それ以外でも『あれ?なんかおかしいな?』と思ったら、まずはお問い合わせを!
ハウすくらぶではプロのエアコンクリーニング士が在籍しておりますので
正確に診断し、迅速に対応いたします。