【プロ解説】ハウスクリーニングに資格は必要?
皆さん、こんにちは!ハウすくらぶの糟谷です。
エアコンクリーニングやお風呂のクリーニングを依頼する際、技術面が気になる方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、ハウスクリーニングの仕事は資格がなくてもできる仕事です。しかし、資格がなければ、スキルの証明やお客様からの信頼を得ることは難しいでしょう。
今回は、ハウスクリーニング関連の資格について解説します。
国家資格の「ハウスクリーニング技能士」
ハウスクリーニング技能士は、社団法人全国ハウスクリーニング協会が主催する国家資格です。3年以上の実務経験が必要で、実際に資格を持っていないと「ハウスクリーニング技能士」を名乗れません。
試験は年間2回、筆記と実技の試験があります。特に実技試験が難関で、レンジフードの洗浄や五徳の汚れ落としなどの7課題を制限時間内にクリアする必要があります。1つでも不合格の項目があれば不合格で、合格率は約2割です。資格取得で、お客様からの信頼も得られるのが大きなメリットでしょう。
業界内でも「大抵の人は1回は落ちる」とも言われており、試験を3年間受け続け、あきらめる方もいます。通常1回では受かりにくいため、試験の難易度は高いといえるでしょう。
エアコン清掃のプロ「エアコンクリーニング士」
エアコンの清掃のプロ「エアコンクリーニング士」は、エアコンクリーニング協会が主催している資格です。ハウスクリーニング業界での信頼が高く、エクセルやワードのような準国家資格に相当するといわれています。
エアコンクリーニング士の試験は、筆記と実技の2部構成です。業界経験者であれば、筆記で95点以上の点数を取れると思います。実務経験が浅い方は、エアコンクリーニング協会の講習を受けるのが一般的です。
私はかつて大手ハウスクリーニングFCチェーンで講師をしていた経験から、いろいろな受講者の声を聞く機会がありました。そのおかげで、実技試験は、17人中2人合格という厳しい結果の中で一発合格できました。現場経験の重要性を改めて感じた瞬間です。
エアコンクリーニング士は、業界内での信頼と実力を証明する資格といえます。
資格を持つハウスクリーニング業者がおすすめ
ハウスクリーニングに関する資格は、業者が一定の基準や専門知識を持っていることを証明するものです。業界の中でも、特にハウスクリーニング業界の信頼性が高い資格を保持していることで、お客様自身が安心してサービスを受けられることが期待できます。
ハウスクリーニング業者をお探しの方は、資格がある業者も選定の基準にいれるといいでしょう。
弊社にもこれらの資格を持ったハウスクリーニングのプロが在籍しておりますので、お気軽にご相談ください。