エアコンクリーニング依頼時に気になる「エアコン下の片付け」、どこまで必要?
「エアコンクリーニングをお願いしたいけれど、エアコンの下が片付いていない…」そんな不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。実際、ハウすくらぶにもよくいただくのが「どこまで片付けておけば大丈夫ですか?」というご質問です。特に、ベッドの真上や大型家具のそばに設置されたエアコンの場合、移動が難しく依頼をためらってしまうという声も少なくありません。今回は、エアコン下のスペースがどれくらいあれば作業が可能なのか、また、家具の移動が難しい場合の対応方法や注意点についてご紹介します。
脚立が立てれば、基本的に作業は可能です
まず大前提としてお伝えしたいのは、
エアコンクリーニングの作業に必要なのは「エアコンの下に脚立を立てられるスペース」です。目安としては、
畳一帖分(約90cm×180cm)ほどのスペースがあれば、基本的な作業は問題なく行えます。ただし、すべてのお宅でそのようなスペースが確保できるとは限りません。

特に多いのが、ベッドの真上にエアコンが設置されているケース。ベッドそのものを動かすのは難しいという方もいらっしゃいます。この場合、マットレスを外し、床板(すのこ)を取り除くことで、ベッドの脚の間に脚立を立てるという方法があります。

脚立が安定して立てられれば、それだけで作業は可能です。私たちも現場でよく行う対応で、養生をしながら安全に作業を進めています。
真下に家具がある場合も作業できることがあります

「テレビ台がある」「タンスが置かれている」「棚が動かせない」といった場合でも、必ずしも作業ができないわけではありません。なぜなら、脚立はエアコンの“真下”に立てるとは限らないからです。多くの場合、作業者は少し手前に脚立を立てて、上を見上げながらエアコンに手を伸ばして作業します。そのため、真下にある家具が高さを妨げなければ、しっかり養生を施したうえで作業可能なケースがほとんどです。ただし、家具の形状や配置によっては、脚立の設置や作業姿勢に無理が生じることもあるため、事前に写真を送っていただけると、正確な判断がしやすくなります。
事前に伝えてほしい!家具の有無が“作業内容と料金”を左右します
エアコンクリーニングを依頼する際に、ぜひ一緒に伝えていただきたいのが「エアコン下の家具や物が動かせるかどうか」です。なぜなら、移動が難しい家具や貴重品がある場合、別の方法を検討したり、作業にかかる時間や手間が変わってくるからです。

たとえば、以前いただいたご依頼では「部屋の中央にグランドピアノがあり、その奥の壁にエアコンが設置されている」という非常に特殊な状況がありました。グランドピアノは繊細な楽器で、少しの衝撃でも調律に影響するため、基本的には移動できません。このときは、ピアノ全体を毛布と養生テープで丁寧に保護した上で、現場用の足場を組み、ピアノをまたぐような形で作業を実施。通常であれば1台1時間程度の作業が、3時間かかりましたが、無事に完了しました。このような事前情報がなければ、当日の現場判断で大幅な時間延長や追加対応が必要になることがあります。一方で、もし家具が動かせる場合は、別途の費用や時間はかからずスムーズに作業が進みます。
エアコン掃除は“設置状況”で迷ったら、まず相談を

「うちのエアコンの下は狭いから無理かも…」「重い家具があって頼みづらい…」と諦める前に、一度写真や状況を送ってご相談ください。脚立が立てられるかどうか、養生でカバーできるかどうかなど、プロの目線で最適な対応を判断します。私たちハウすくらぶでは、これまでさまざまな設置状況・間取りでエアコンクリーニングを行ってきました。どうしても難しい場合は無理におすすめせず、別の方法や時期のご提案も可能です。
片付けに不安があっても、お気軽にご相談を
エアコンクリーニングを依頼する際、「エアコン下が片付けられない」と不安になる方は多くいらっしゃいます。でも実際には、脚立が立てられるだけのスペースがあれば作業できるケースが大半です。どうしても移動が難しい家具がある場合も、方法はゼロではありません。まずは現場の状況をお知らせください。プロが最適な方法をご提案いたします。エアコンの内部を清潔に保ち、快適な空間で過ごすためにも、迷ったらお気軽にご相談くださいね。
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