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梅雨前に備える!カビ&湿気に負けない掃除のコツ

梅雨の時期が近づくと、家の中で気になるのが「カビ」と「湿気」。 見えないうちにどんどん増殖し、気がつけばお風呂やサッシ、エアコン内部までカビだらけ…という経験はありませんか? でも、カビの発生条件をしっかり理解し、適切な掃除と対策を行えば、梅雨時期でも清潔で快適な住まいをキープすることができます。

カビが発生する3つの条件とは?

カビは「温度」「水分」「エサ」の3つが揃うことで活発に増殖します。特に注意が必要なのは以下の環境です
  • ・気温26度以上
  • ・湿度65%以上
  • ・タンパク質を含む汚れ(髪の毛・ペットの毛・食べ物カスなど)
カビの胞子は空気中に常に存在しており、完全に除去することは不可能です。 つまり、共存することを前提に、発生条件を作らない=「エサと水分を与えない」ことが予防のカギです。

掃除のポイント:エサを断つ!

カビの栄養源となる汚れは、日々の生活の中でどんどん蓄積されていきます。 梅雨前に以下のポイントを意識して掃除をしておきましょう。
  • ・髪の毛・ペットの毛はこまめに掃除機で除去
  • ・キッチンの油汚れや食べカスは毎日リセット
  • ・お風呂場は使用後に壁や床の水気をスクイージーなどで拭き取る
お風呂では「最後に入った人が壁・床の水気をきっておく」だけでも、湿度を大幅に下げることができます。

湿気対策:乾燥させる仕組みをつくる

梅雨時期は何もしなくても室内湿度が65%を超える日が多くなります。 そこで大切なのが、乾燥させる習慣をつけることです。 特に注意したいのがエアコン内部。 冷房を使った後は内部が結露しやすく、アルミフィン(熱交換器)に水分が残ってカビの温床に。 内部クリーン機能(送風や暖房モード)を活用し、エアコン内部を乾燥させましょう。外出時にタイマーを設定して乾燥運転をするのも有効です。 また、
  • ・サッシの結露は毎朝拭き取りを習慣化
  • ・クローゼットや押し入れには除湿剤を設置
  • ・換気扇はこまめに回す
など、湿気をためない小さな工夫が、カビ予防に大きな効果を発揮します。

冬は大丈夫?実は要注意ポイントも

「冬は湿度が低いからカビの心配はない」と思われがちですが、実は結露が発生しやすい窓まわりや浴室では注意が必要です。特に暖房を使っていると室内外の温度差で結露が発生しやすく、知らない間にカビが広がってしまうことも。冬でも水分がたまる場所はこまめなチェックが必要です。

専門業者の力も活用して清潔空間を

忙しくてなかなか掃除が行き届かない、エアコン内部のような手が届かない場所が気になる、そんなときはプロのハウスクリーニング業者の力を借りるのも有効です。専門的な知識と道具を使って、目に見えない場所のカビや汚れまでしっかり除去します。 梅雨の前に一歩早めの対策を。カビや湿気に悩まされない快適な住まいを、今年こそ実現しましょう!
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