業者によるエアコンクリーニング後の適切なお手入れ方法
エアコンクリーニング後のお手入れは、エアコンを長持ちさせ、快適な室内環境を保つために非常に重要です。
今回は、カビの発生を防ぎ、エアコンを清潔に保つための具体的な方法について解説します。
フィルター掃除の重要性
カビの発生を防ぐための第一のステップは、フィルターの定期的な掃除です。
フィルターがほこりで目詰まりすると、エアコンが効率的に空気を取り入れることができず、結果的にほこりがフィルターを通り越して内部に侵入してしまいます。
これがカビのエサとなり、内部でカビが繁殖する原因になります。
フィルター掃除は、一カ月に一回を目安に行うのが理想です。
掃除方法は簡単で、市販の浴室用洗剤(バスマジックリンなど)を使ってサッと洗い流しましょう。
洗浄後はしっかりと乾燥させることが大切です。
乾燥が不十分だと、湿気が残りカビの発生リスクが高まります。
エアコン内部の乾燥
フィルター掃除に加え、エアコン内部を乾燥させることもカビ予防に効果的です。
エアコン内部が湿っていると、カビが繁殖しやすくなります。
そこで活用したいのが、エアコンの「内部クリーン運転」機能です。
内部クリーン運転は、エアコン内部の水分を乾燥させ、蒸発させる機能です。
この機能を使うことで、エアコン内部に水分がたまらず、カビの発生を抑えることができます。
内部クリーン運転ができない場合は、補助的な手段として運転しながら乾燥させるのもいいでしょう。
エアコンクリーニングの注意点
絶対にやってはいけないのは、エアコンの内部に自力で棒を突っ込んだり、市販のエアコン洗浄スプレーを使用したりすることです。
これらの方法では十分にきれいにならず、エアコンを壊してしまうリスクがあります。
実際に、弊社でも過去1ヶ月の間に3件、自分でエアコンを掃除しようとして失敗し、壊してしまったケースがありました。
エアコンのクリーニングは、専門知識と適切な道具を持った業者に頼む方が安心です。
エアコンクリーニング後も正しくケアしよう
エアコンクリーニング後のお手入れは、エアコンの寿命を延ばし、健康的な室内環境を維持するために欠かせません。
フィルター掃除とエアコン内部の乾燥を定期的に行えば、カビの発生を効果的に防ぐことができます。
これらの対策を怠らず、快適な空気環境を保ちましょう。