エアコンの防カビフィルターは洗ったらだめ?正しい手入れ
近年のエアコンには防カビフィルターがついています。
それをつけているだけで防カビが期待できるといわれているのですが、実はこれ“洗ってはいけないもの”なのです。
そこで今回は、エアコンの防カビフィルターの正しいお手入れについて紹介します。
エアコンの防カビフィルターを洗ってはいけない理由
エアコンお手入れの際に、防カビフィルターを洗ってしまう人がいます。
なぜ、洗ってはいけないのかというと、フィルターの中には防カビ成分が入ってるからです。
そのため、防カビフィルターを洗ってしまうと、防カビの成分が一緒に流れてしまいます。
エアコンクリーニングの依頼の際、よく防カビフィルターを見て「これは洗ってくれないんですか?」と言われることがあります。
実は、我々業者でもホコリを払うくらいしかのことしかできないのです。
防カビフィルターの効果はどれくらい持続する?
防カビフィルターの防カビ効果は、メーカーによりさまざまです。
某有名なメーカーであれば半年~1年ほどとなっていますが、なかには10年持続するものもあります。
防カビフィルターがどのくらい効果が持続するのかは、メーカーごとに異なり、その持続期間は取扱説明書に書いてあります。
ご家庭の防カビフィルターがどのくらい持続するのか、今一度確認してみてください。
※防カビフィルターの効果の高さはメーカにより異なります。
防カビフィルターは交換が可能
防カビフィルターは、交換ができます。
メーカーによって若干異なりますが、大体はエアコンのふたをあけるだけで簡単に交換可能です。
防カビフィルターは、ネットで型番を検索すれば簡単に商品を見つけられます。
また、購入した家電量販店がわかれば、型番を伝えるだけですぐに取り寄せてくれます。
防カビフィルター、洗ってしまったら?正しい手入れ
もう一度言いますが、防カビフィルターは洗わないようにしましょう。
一回洗ってしまえば防カビフィルターとしての役割は果たせなくなり、捨てるほかありません。
正しいケアとしては、乾いたハケでほこりをとる程度です。
濡れタオルも成分を吸い取ってしまう可能性があるため、控えましょう。