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ファニチャークリーニングでシミは消える?プロが正直に解説

ソファや椅子、ダイニングチェアなどのファニチャークリーニングについて、お客様からとてもよくいただく質問があります。 結論からお伝えすると、ファニチャークリーニングは“シミ落とし専門”ではありません。 今回は、この点について誤解されやすい理由と、「取れるシミ」「取れないシミ」、そしてご家庭でできる正しい対処法を含めて、正直にお話しします。

ファニチャークリーニングの本来の目的とは?

ファニチャークリーニングの目的は、繊維の奥に入り込んだ汚れ・皮脂・ホコリ・雑菌などを洗浄・除去することです。 つまり、見た目を新品同様に戻す・シミを完全に消すことを保証するサービスではありません。 あくまで「清潔にする」「衛生状態を整える」「ニオイや蓄積汚れを軽減する」ことが主な目的になります。 そのため、シミの種類や状態によっては「薄くなることはあるけれど、完全には消えない」というケースも少なくありません。  

■「シミが取れない」ケースで多い理由

特に多いのが、白や淡い色の布製ファニチャーです。 白い生地の場合、汚れが「表面についている」だけでなく、繊維そのものが着色してしまっていることがあります。
  • たとえば
  • ● 飲み物や食べ物の色素が繊維に染み込んだ
  • ● 紫外線や経年劣化で生地自体が変色している
  • ● 元々、生地が「染色」されている素材だった
こういった場合は、汚れを落とす=色が抜けるという現象が起きることもあります。 つまり、無理にシミだけを落とそうとすると、周囲の色まで薄くなってしまい、かえって目立つこともあるのです。 このため、プロの現場では「これは取れます」「これは難しいです」という判断を慎重に行います。  

実は“シミはついた直後”がいちばん大事

ファニチャーについた汚れは、時間が経つほど繊維の奥で固着してしまいます。 そのため、もっとも大切なのは「ついた直後の対応」です。 もし飲み物や食べ物をこぼしてしまったら、次の方法を試してみてください。
  1. 1.お湯で軽く湿らせたタオルを、かたく絞る
  2. 2.ゴシゴシこすらず、叩くようにして水分を吸い上げる
  3. 3.汚れを“押し出す”イメージで、繰り返す
  4. 4.その後、しっかり乾かす
ここで大切なのは、こすらないことと、水分を広げないこと。 こすってしまうと、汚れが繊維の奥に押し込まれ、後から落としにくくなってしまいます。

■ そのうえで行うのが「ファニチャークリーニング」

日常の応急処置を行ったあと、全体的な汚れ・皮脂・雑菌をリセットするために行うのがファニチャークリーニングです。 その結果として、シミが薄くなったり、目立たなくなることはありますが、「シミだけをピンポイントで完全除去する作業」ではないという点は、ぜひ知っておいていただきたいポイントです。  

ファニチャークリーニングは布製品のメンテナンス

ファニチャークリーニングは、シミを魔法のように消すもの、新品同様に戻すものではありません。ですが、 という方にとっては、とても価値のあるメンテナンスです。そして何より、「汚れをつけた直後の対応」と「定期的なクリーニング」を組み合わせることで、ファニチャーの状態は大きく変わります。 「このシミ、どうなんだろう?」「クリーニングしたら意味ある?」そんな疑問があれば、無理に自己判断せず、ぜひ一度ご相談ください。 状態を見たうえで、正直にお伝えします。  
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